お知らせ

活動報告

「~はじめての特定技能人材~雇用なんでも勉強会」を開催しました

8月6日(火)、ホテル信濃路において13社(非会員企業を含む)の参加を得て標記セミナーを開催しました。このセミナー(勉強会)は、今後ますます深刻化が予測されるビルクリーニング分野の人手不足に対し、その解決法の一つとして特定技能外国人材の活用が期待されていることから、(公社)全国ビルメンテナンス協会が2024年度の事業として都道府県ビルメンテナンス協会とタイアップして全国的に実施することを企画しているもので、(一社)長野県ビルメンテナンス協会では、長野県内での人手不足、採用難という業界の共通課題を克服していく一方法として外国人材の活用について学ぶことは会員企業にとっても、会員企業以外の業界企業にとっても有益なことと考え、全国協会に依頼し開催するに至ったものであります。

セミナーでは、株式会社ワールディングのマネージャー 池邊正一朗 氏と、(公社)全国ビルメンテナンス協会のシニアマネジャー 橋本通裕 氏を講師としてお招きし、特に池邊講師からは、外国人材採用に関する基礎知識、外国人採用と経営戦略の関係性、特定技能外国人の採用コスト(賃金相場等)、ビルクリーニングで従事できる業務や留意事項、生活面や体調面でのトラブルへのサポートの必要性などをわかりやすく、長時間にわたって丁寧な説明をいただきました。

質疑の時間では、参加した会員から、入国前の健康面でのチェックや海外から招へいする場合の海外での学習・教育などについて質問が出され、講師の方々から、実例を踏まえ具体的な回答をいただきました。

また、他の参加会員からは、外国人材の活用を検討することは、単なる一時的な人材不足対策ではなく、日本人を含めた会社内の研修制度や人材育成全般に関わる、いわば会社自体の変革にも関わる取組みだと認識を新たにしたとの声もあり、充実した内容のセミナーだったと高い評価をいただきました。セミナーに参加した企業において、お聞きしたことを今後にどう生かしていくか、期待するところです。

講師の皆さん、開催にご協力いただいた関係者の皆さん、ありがとうございました。